マネージャーをつけるメリット
実際に、マネージャーをつけてよかったと思うシーンをタレントに聞いてみました。
① 現場でのサポート
個人の場合もユニットの場合も、現場にサポートメンバーとして一人ついてくるだけで、非常にやりやすくなります。
現場での確認や打ち合わせ、挨拶、タイムキーパーなどをやってくれる人間がいるだけで、それだけ、リハーサルや本番のパフォーマンスに集中することができます。
また、急に何か必要になって買いにいかないといけない場合や、衣装に着替えた後に移動する場合などにも人手があるとないとでは大違いです。
また、特に女性タレントの場合、衣装チェックなどで現場のスタッフが気付いても言いにくいことや直しにくいことがあった場合(よくあります)、マネーシャーがいると非常にスムーズです。
② クライアントとの交渉
特にタレント本人とつながっていて断りたいけど断りにくい場合や、条件に不安がある場合、距離を置きたい相手の場合、マネージャーを通すことでほぼトラブルがなくなります。
③ 事務所NG
タレントがやりたくないことは、事務所(マネージャー)が禁止事項にしますので、断る時に自分が嫌な顔をする必要がありません。
例えば、連絡先を聞かれたり、個人的な誘いを受けた場合、写真を撮って欲しくない場合、衣装や撮影内容にNGを出したい場合、などです。
④ 相談相手
いつでも相談に乗ってくれる人がいる、というのは非常に心強いものです。特に本番では目の前の仕事に集中しなければいけませんので、客観的な視点で良かったところ、悪かったところをチェックしたり、すくに質問や確認ができる、というのは大きなメリットです。
⑤ セルフプロデュースアイドル・グループ活動
自分達で運営してグループ活動しているセルフプロデュースアイドルの場合、第三者の目線でアドバイスやサポートしてくれる人が欲しい、アイドルである自分達だけで手に負えないことがあった時なバックアップしてくれる人がいると安心して活動に集中できます。
また、メンバー個別の相談にのったり、グループ全体をまとめたり、方向性を一緒に考えてくれる人がいるとグループ運営が非常にやりやすくなります。
⑥ レッスン
個人で活動している場合、レッスンを受けたり、自分の練習に付き合ってくれる人がいる、というのは大きな支えとなります。
特に、テスト撮影や、観衆の視点を意識したリハーサルなどは自分一人だけではできませんし、グループ活動や少人数でのプライベートレッスンは、やってくれる人もあまりいません。
⑦ HPや宣材作り
プロフィール(コンポジ)は、事務所に所属しているタレントなら必須ですが、それ以外にもフライヤー、ポスター、パンフレット、名刺、オリジナルグッズ等が欲しい時にすぐに頼める、普段からデータや素材を管理してもらえるというのは非常に助かるでしょう。
テレビやイベントなどで、急にクライアントから宣材や画像データをください、と言われることはよくあります。
⑧ 自分の味方がいると安心できる
どんなベテランでも知らない場所、初対面の相手、初めての現場では勝手がわかりませんし、緊張します。
特に誰も知っている人がいない、どうしたらいいかわからないような現場で、すぐ近くに気心の知れたマネージャーがいる、というのは精神的な支えとなります。
また、アイドルのファンイベント、水着での撮影会やグラビア撮影、個撮などでは、自分ひとりだけで行くのと、マネージャーが同行するのとでは安心感がまるで違います。